全5冊 坂口安吾全集4冊/クラクラ日記 注文

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①定本 坂口安吾全集第1巻 小説Ⅰ 月報付き 1968年初版 冬樹社函にヤケ(主に背)、ヨゴレ、背上部にサケ、本体背文字にややハガレ、天地小口に若干のヨゴレ、裏見返しと奥付裏頁にごくわずかなシミがありますが、本文はきれいです。月報にヤケ、シミがあります。表見返しに三島由紀夫の帯文が貼付してあります。②定本 坂口安吾全集第4巻 小説Ⅳ 月報付き 1968年初版 冬樹社函にヤケ(主に背)、ヨゴレ、背上部にサケ、本体背文字にややハガレ、天地小口に若干のヨゴレ、見返しと奥付裏頁にごくわずかなシミ、紙(?)が貼付されていたものを剥がした跡(10x5mm)、奥付に購入日等の書き込みがありますが、本文はきれいです。加藤秀俊の帯文が切り取って挟んであります。③定本 坂口安吾全集第7巻 評論Ⅰ 月報付き 1967年初版 冬樹社函にヤケ(主に背)、ヨゴレ、背上下部にサケ、本体背文字にややハガレ、天地小口に若干のヨゴレ、裏見返しにごくわずかなシミ、奥付に購入日等の書き込みがありますが、本文はきれいです。月報にヤケがあります。表見返しに石川淳の帯文が貼付してあります。④定本 坂口安吾全集第11巻 小説Ⅷ 月報付き 1969年初版 冬樹社函にヤケ(主に背)、ヨゴレ、背上部にサケ、本体背文字にややハガレ、天地小口にわずかなヨゴレ、見返しにシミ、奥付に購入日等の書き込みがありますが、本文はきれいです。月報にヤケがあります。⑤クラクラ日記 坂口三千代 1968年第3刷 文芸春秋社「おわりにしてみて考えてみますと、どうも彼のいい面、善行の部類はとうとう書けずじまいで、善行というものは書きにくいものだと思いました」と「あとがき」にある。著者は坂口夫人である。坂口がアドルムとヒロポンに溺れて狂人まがいになったとき、自分もヒロポンを呑んで坂口と同じ体験を通過しながら壮絶な介護をやってのけたという伝説の持ち主だが、本書を読めばわかるように大変に優美で健気な人である。 クラクラというのは夫人の経営するバー「クラクラ」のことで、フランス語で野雀、ソバカスだらけの当たり前の少女のことをいう。獅子文六がつけた。…「松岡正剛の千夜千冊」より函の背を中心に若干のヨゴレ、本体見返しにヤケ、奥付に購入日等の書き込みがありますが、パラフィン紙でカバーされており、新品同様の状態です。

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